ポリエチレングリコール1500は、医薬部外品の成分表示で使われる名前で、中身は重合度5〜6の短いPEGと、重合度28〜36の中くらいのPEGを等量で混ぜた混合物にあたる。日本薬局方(マクロゴール1500)・医薬部外品原料規格2021・部外品の成分表示名称リストの3つが、同じ定義でこの成分を規定している(出典: 日本薬局方名称データベース / 医薬部外品原料規格2021 / 日本化粧品工業連合会)。
この記事の柱は2つある。1つは、名前の「1500」が平均分子量1500の単一のPEGを意味しないこと。もう1つは、名前のよく似たPEG-32(部外品名はポリエチレングリコール1540)とは別物で、PEG-32はこの混合物の「中鎖の側」にあたる、という関係にある。PEGの鎖長で働きがどう変わるかという横串の中に置いて、基剤としての役割と安全性を整理する。
1. ポリエチレングリコール1500の基本
1.1 何の成分か
ポリエチレングリコール(PEG)は、酸化エチレン(エチレンオキシド)がつながった水溶性の合成ポリマーで、つながる数(重合度)が少ないほど液状、多いほど半固形から固形に近づく(出典: 化粧品成分オンライン『PEGの基本情報』)。ポリエチレングリコール1500は、このうち長さの違う2種類を同じ量ずつ混ぜた原料として定義されている。
一次の定義は次の3つで、いずれも内容が一致する。
| 出典 | 名称 | 定義の要点 |
|---|---|---|
| 日本薬局方名称データベース | マクロゴール1500(別名 ポリエチレングリコール1500) | HOCH2(CH2OCH2)nCH2OH で、n が5〜6及び28〜36の等量混合物 |
| 医薬部外品原料規格2021 | ポリエチレングリコール1500 | 酸化エチレンの重合体で、重合度5〜6のもの及び28〜36のものの等量混合物。白色のワセリンよう物質、凝固点37〜41℃ |
| 医薬部外品の成分表示名称リスト(平成20年版) | ポリエチレングリコール1500(連番1937・成分コード109876) | 本質は上と同じ。簡略名は「PEG(30)」「PEG1500」 |
化粧品表示名に置き換えると、重合度5〜6の側はPEG-6の近く、28〜36の側はPEG-32の近くにあたる。部外品名で見ても、短鎖側はポリエチレングリコール300(平均分子量280〜320)、中鎖側はポリエチレングリコール1540(平均分子量1290〜1650)の範囲に重なる(出典: 医薬部外品原料規格2021)。原料メーカーの三洋化成工業も、自社のPEG-1500を「PEG-300とPEG-1540の混合物」と説明している(出典: 三洋化成工業 製品頁)。
一方で、よく見かける「マクロゴール300とマクロゴール1540の等量混合物」という言い方は、日本薬局方の文言そのものではない。日本薬局方名称データベースで引けるマクロゴールは400・1500・4000・6000・20000で、マクロゴール300と1540は検索で出てこない。局方は「どの製品を混ぜるか」ではなく重合度の範囲で定義している、という点は押さえておきたい。
規制上の位置づけは添加成分で、医薬部外品の有効成分ではない。部外品にも使える成分であることは、部外品表示名称リストへの収載で確認できる。化粧品表示名称のデータベースには、この混合物をひとまとめにした名称は見当たらない(Cosmetic-Info.jp で「PEG-6-32」は0件)。そのため本記事では、INCI名・化粧品表示名称を1つに決めていない。
1.2 どんな製品に配合されるか
「ポリエチレングリコール1500」という表記は部外品表示名称なので、成分表示で見かけるのは主に医薬部外品(薬用○○)になる。DappNotes の商品マスター(スキンケア54製品・ヘアケア78製品)でも、この表記が出るのは部外品の2製品だけだった。
- 薬用スカルプシャンプー1製品(全56成分中11番目)
- 薬用オールインワンクリーム1製品(全28成分中9番目)
ただし、部外品の全成分表示は有効成分以外の並び順が企業の判断に委ねられている(出典: 日本化粧品工業連合会『医薬部外品の成分表示に係る基本方針』)。化粧品のような「配合量の多い順」のルールがないため、表示の位置から配合量を推し量ることはできない。
クリームのほうは、この成分とは別に番号の付かない「ポリエチレングリコール」も後ろのほうに表示している。番号がないと分子量が特定できないため、本記事ではこの表記を本成分と同じものとして扱っていない。1つの処方に分子量の違うPEGを複数入れること自体は珍しくない、という読み方にとどめる。
1.3 メンズ視点での見方
メンズにとってこの成分は、薬用シャンプーや薬用クリームの成分表で処方の土台を整える側として出会う名前になる。頭皮や肌に何かを「効かせる」成分ではなく、製品の保水・硬さ・なじみを支える基剤として読むのが実態に合う。
調べるときに混乱しやすいのが名前の数字だ。「PEG 1500」で検索すると、海外原料の情報ではPEG-32の単体を指していることが多い(例: PCC Group の POLIkol 1500 は INCI名 PEG-32)。日本の部外品表示で見る「ポリエチレングリコール1500」は混合物なので、同じ数字でも指すものが違う。成分表で見かけたら、PEG-32そのものではなく「短鎖と中鎖の組み合わせ」と覚えておくと取り違えずに済む。
2. 期待される働き・効果
2.1 メカニズム
働きは「基剤」「保湿(保水)」「溶剤」の3つで整理できる。どれもPEG一般の性質だが、本成分の特徴は2つの鎖長の性質を1つの原料に同居させているところにある。
性状を原料規格で並べると、その意味が見えやすい(出典: 医薬部外品原料規格2021)。
| 部外品名 | 規格上の平均分子量 | 性状 | 凝固点 |
|---|---|---|---|
| ポリエチレングリコール300 | 280〜320 | 無色の液 | — |
| ポリエチレングリコール1000 | 950〜1050 | 白色のワセリンよう又はろう状物質 | 35〜40℃ |
| ポリエチレングリコール1500(本成分) | 規定なし(重合度5〜6と28〜36の等量混合物) | 白色のワセリンよう物質 | 37〜41℃ |
| ポリエチレングリコール1540 | 1290〜1650 | 白色のワセリンよう物質〜固体 | 42〜48℃ |
液状の短鎖と、ワセリン状〜固体の中鎖を半分ずつ混ぜると、中鎖単体より少しやわらかいワセリン状の原料になる。規格の凝固点も、1540(42〜48℃)より本成分(37〜41℃)のほうが低い。やわらかい水溶性の基剤を1つの原料で得るための組み合わせと読める(配合の意図はメーカーごとに異なり、表示からは分からない)。
保湿(保水)は、PEGが分子内に水となじむ構造を多く持つことによる。PEGは分子量が小さいほど吸湿性が高く、大きくなるほど下がる(出典: 化粧品成分オンライン『PEGの基本情報』)。本成分は吸湿性の高い短鎖を半分含むため、中鎖単体のPEG-32よりも保水寄りの性格が加わると考えられる。ただし両者の吸湿性を直接比べた一次データは確認できていない。
溶剤としては、水に溶けにくい成分を水系の処方になじませる補助を担う。薬用シャンプーやクリームには有効成分・植物エキス・香料など多くの成分が入るため、これらを処方の中で安定させる「つなぎ」の役割が想定される。
2.2 一般的な効能範囲
本成分は添加成分で、医薬部外品の有効成分ではない。配合製品が薬用(部外品)であっても、その承認効能(フケ・かゆみを防ぐ、肌荒れを防ぐ等)を担うのは有効成分欄の成分で、ポリエチレングリコール1500ではない。
成分としての働きは、製品の水分を保つ・質感を整える・他の成分をなじませる、という処方側の範囲にとどまる。肌に対して言えるのは「うるおいを保つ」「なめらかに整える」といった化粧品の標準的な表現の範囲までで、「この成分が入っているから頭皮環境が改善する」といった読み方はできない。
2.3 限界・誤解されやすい点
誤解されやすい点は3つある。
1つ目は「1500=平均分子量1500」という読み方。部外品のPEGの名前は、400なら平均分子量380〜420、1540なら1290〜1650というように、数字が平均分子量の規格に対応するのが普通だ(出典: 医薬部外品原料規格2021)。ところが本成分だけは平均分子量の規格を持たず、混合物として定義されている。しかも短い分子は同じ重さでも本数が多いため、分子1本あたりで平均(数平均)をとると短鎖側に引っ張られる。三洋化成工業は自社のPEG-1500の数平均分子量を水酸基価から550と計算しており(出典: 三洋化成工業 製品頁・製品の代表値)、「1500」という数字とはかけ離れている。
2つ目は、PEG-32と同じものだという思い込み。PEG-32の部外品名はポリエチレングリコール1540で、本成分とは別の名前・別の定義を持つ(出典: 医薬部外品の成分表示名称リスト)。PEG-32は本成分の中鎖側にあたるが、本成分そのものではない。海外で「PEG 1500」と呼ばれる原料がPEG-32単体であることが多いのも、取り違えの原因になっている。
3つ目は、簡略名の「PEG(30)」。部外品表示名称リストは本成分の簡略名として「PEG(30)」を挙げているが、これは化粧品表示名称の「PEG-30」系(たとえばPEG-30水添ヒマシ油)とは別の名称体系にある。リストは同じ欄でポリエチレングリコール1000に「PEG(20)」、1540に「PEG(31)」を当てているが、括弧内の数字が何を表すかの説明はない。本質欄の定義が短鎖と中鎖の混合物である以上、「EO30モルの単一のPEG」と読むことはできない。
2.4 PEGの鎖長と母体で見る横串整理
PEGと名のつく成分は、鎖の長さ(EO付加モル数)と、何にくっついているか(母体)で働きが変わる。単体のPEGは、鎖が短いと液状で保湿・溶剤、中くらいで半固形〜ワックス状の基剤・結合、超高分子になると増粘やすべり・泡質の改善に回る。水添ヒマシ油にEOを付けたものは、EOが増えるほど水になじみ、乳化剤から可溶化剤へ役割が移る。
もう1つ知っておきたいのが数字の意味の違いだ。化粧品表示名の数字は平均重合度(EOのモル数)、医薬部外品表示名の数字は平均分子量を表す。PEG-8の部外品名がポリエチレングリコール400になるのはこのためで、本成分はこのルールからさらに外れた「混合物の呼び名」にあたる。
| 成分 | 母体 | EO数/分子量の目安 | 主な役割 |
|---|---|---|---|
| PEG-6 | 単体 | EO 6/部外品名300(平均分子量280〜320) | 保湿・溶剤 |
| PEG-8 | 単体 | EO 8/部外品名400(平均分子量380〜420) | 保湿・溶剤 |
| PEG-20 | 単体 | EO 20 | 保湿・基剤 |
| PEG-32 | 単体 | EO 32/部外品名1540(平均分子量1290〜1650) | 保湿・基剤・結合 |
| ポリエチレングリコール1500(本成分) | 単体(混合) | 重合度5〜6と28〜36の等量混合(PEG-6相当+PEG-32相当) | 基剤・保湿 |
| PEG-150 | 単体 | EO 150 | 結合・保水・溶剤 |
| PEG-45M | 単体(超高分子) | EO 約45,000 | 増粘・泡質・すべり |
| PEG-90M | 単体(超高分子) | EO 約90,000 | 増粘・すべり |
| PEG-40水添ヒマシ油 | 水添ヒマシ油 | EO 40 | 可溶化 |
(出典: 医薬部外品原料規格2021 / 医薬部外品の成分表示名称リスト / CIR 2010 / 化粧品成分オンライン)
この表の中で本成分が特殊なのは、1行の中に2つの鎖長が入っている点にある。他の行は「鎖長が1つ決まれば性質の位置も決まる」が、本成分は短鎖(保湿・溶剤寄り)と中鎖(基剤寄り)の両方にまたがる。「数字が大きいから基剤寄り」とも「分子量1500だから中くらい」とも言い切れず、成分表の数字だけで位置を判断できない例外として覚えておくとよい。
3. 安全性・注意点
3.1 既知の刺激性・アレルギー報告
本成分(日本の部外品名での混合物)を名指しした安全性評価は見当たらない。そこで、混合物を構成する2つの鎖長に相当する成分の評価から読む。
米国の化粧品成分安全性評価機関 CIR は、2010年の最終改訂版でトリエチレングリコールとPEG群を評価し、PEG-6とPEG-32を含む対象成分を「記載された使用実態・濃度の範囲で化粧品成分として安全」と結論している(出典: CIR 2010)。同じ改訂で、1993年の報告に付いていた「損傷した皮膚に使用しない」という但し書きは撤回された。一方で、角層と表皮の両方が失われた皮膚(三度熱傷など)に高濃度のPEGを使うことは不適切とされている。
皮膚への刺激性・感作性は、PEG全体として低いと整理される(出典: 化粧品成分オンライン『PEGの基本情報』)。ただし、PEG-8以下の低重合PEGについては、皮膚炎がある場合にごくまれに感作を起こす可能性が指摘されている。本成分は半分がこの低重合側(PEG-6相当)なので、中鎖単体のPEG-32について語られる「分子量が大きいので心配が少ない」という説明をそのまま当てはめることはできない。健常な肌で問題になりにくい点は同じだが、湿疹やかぶれのある部位では慎重に扱う、という留保は本成分にも残る。
3.2 推奨配合量と過剰配合時のリスク
本成分に一律の配合上限は確認できなかった。医薬部外品の添加成分として、処方ごとに必要な量が使われる。前述のとおり部外品の全成分表示は並び順から配合量を読めないため、配合製品2品での位置(11番目・9番目)も量の手がかりにはならない。
過剰配合で起こりうることは、刺激よりも使用感の側に出やすい。ワセリン状の水溶性基剤が多い処方は、人によってはべたつき・重さとして感じられる。これは安全性の問題ではなく、処方全体の質感と好みの問題にあたる。
3.3 「危険性」と言われる根拠と実態の整理
PEG系の成分には「石油由来で経皮毒」「1,4-ジオキサンが残っていて発がん性がある」という言説がついて回る。要点は次の3つで、詳しい整理はPEG-32・PEG-8の記事と共通になる。
- 成分本体の評価: CIRは本成分の構成鎖長に相当するPEG-6・PEG-32を含むPEG群を、使用実態・濃度の範囲で安全と結論している(出典: CIR 2010)。「経皮毒」は科学的に定義された毒性の概念ではない。
- 不純物は精製管理の問題: 1,4-ジオキサンとエチレンオキシドは、PEGの製造で残りうる不純物として扱われ、CIRも配合前の精製で除去を続けるべきとしている。成分そのものの毒性とは論点が別になる。
- 本成分に固有の注意: 「分子量1500だから大きくて吸収されにくい」という説明は本成分には当てはまりにくい。半分は短鎖(PEG-6相当)なので、低重合PEGとしての留保(皮膚炎時のまれな感作)を含めて理解するのが正確だ。
「PEGが入っているから避ける」でも「名前に1500とあるから高分子で安心」でもなく、短鎖と中鎖の両方を含む基剤として、自分の肌との相性で判断するのが現実的な付き合い方になる。
4. 相性の良い・悪い成分
4.1 併用推奨
本成分は水系の保湿剤・溶剤と組み合わせて処方の保水と質感をつくるのが一般的な使われ方になる。配合製品2品にも、DPG(ジプロピレングリコール)・BG・グリセリン(部外品表示では濃グリセリン)が一緒に表示されている。いずれも多価アルコール系の保湿・溶剤成分で、ワセリン状のPEGと役割を分け合いながら処方の水分を支える組み合わせにあたる。
シャンプーの製品では、PEGを付加した油脂系の可溶化剤(部外品表示の「ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油」)も並んで表示されている。本成分は基剤・溶剤、PEG付加油脂は界面活性による可溶化、というように、同じ「PEG系」でも別の仕事を担っている。
4.2 併用注意
化粧品処方で本成分と避けるべき組み合わせとして広く知られたものは確認できなかった。
実用上の注意は2つある。1つは、湿疹・かぶれ・深い傷のある部位では、PEGに限らず成分が入り込みやすく反応が出やすいこと。もう1つは、成分表に分子量の違うPEGや、PEG付加の界面活性剤が複数並ぶことがある点で、「PEG系が多いから危ない」と数で判断するのではなく、それぞれの役割(基剤・可溶化・洗浄)を分けて見るのがよい。
4.3 類似成分
- PEG-32 ─ 本成分の中鎖側にあたる単体のPEG。部外品名はポリエチレングリコール1540で、名前は似ているが別の成分
- PEG-6 ─ 本成分の短鎖側にあたる液状のPEG。部外品名はポリエチレングリコール300
- PEG-8 ─ 化粧品名と部外品名(ポリエチレングリコール400)で数字の意味が変わる典型例
- PEG-20 ─ 中くらいの鎖長の単体PEG。本成分と同じく基剤寄りの役割を持つ
5. よくある質問
Q1. ポリエチレングリコール1500は、平均分子量1500のPEGですか?
いいえ。日本薬局方・医薬部外品原料規格2021・部外品の成分表示名称リストはいずれも、本成分を「重合度5〜6のものと28〜36のものの等量混合物」と定義しています。平均分子量の規格は持たず、原料メーカーの計算では数平均分子量が550程度になる製品もあります(出典: 三洋化成工業 製品頁・代表値)。「1500」は混合物の呼び名として読むのが正確です。
Q2. PEG-32と同じ成分ですか?
別の成分です。PEG-32の部外品名はポリエチレングリコール1540(平均分子量1290〜1650)で、本成分とは別の名前・別の定義を持ちます。PEG-32は本成分の中鎖側にあたり、本成分はそれに短鎖(PEG-6相当)を同じ量加えた混合物です。海外で「PEG 1500」と呼ばれる原料はPEG-32単体を指すことが多いので、検索するときは注意してください。
Q3. 化粧品の成分表で見かけないのはなぜですか?
「ポリエチレングリコール1500」は医薬部外品の表示名称だからです。薬用シャンプーや薬用クリームなど部外品では部外品名で表示されますが、化粧品は化粧品表示名称で書く決まりがあり、化粧品表示名称のデータベースにはこの混合物をひとまとめにした名称が見当たりません。化粧品で同じ原料を使った場合にどう表示されるかは、本記事では確認できていません。
Q4. 薬用シャンプーに入っていますが、頭皮に何か効果がありますか?
本成分は添加成分で、有効成分ではありません。薬用シャンプーの承認効能を担うのは有効成分欄の成分で、本成分は処方の保水や質感、他の成分のなじみを支える基剤の役割です。本成分が入っていることを理由に、頭皮への効果を期待する読み方はできません。
Q5. 肌への刺激や安全性は大丈夫ですか?
PEG全体として皮膚刺激・感作性は低いと整理され、CIRは本成分の構成鎖長に相当するPEG-6・PEG-32を含むPEG群を、使用実態・濃度の範囲で安全と結論しています(出典: CIR 2010)。ただし本成分の半分は低重合側(PEG-6相当)で、低重合PEGには皮膚炎がある場合のまれな感作の可能性が指摘されています。湿疹やかぶれのある部位では慎重に使い、気になる場合は初回にパッチテストで相性を確かめてください。
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本記事に関する注記
- 本記事は特定商品の効果を保証するものではありません。成分の働きには個人差があり、体質・肌質により合わない場合があります。
- 肌に赤み・かゆみ・刺激等の異常が出た場合は使用を中止し、症状が続く・悪化する場合は皮膚科等の医療機関にご相談ください。傷・炎症のある肌への使用は避けてください。
- 日本薬局方・医薬部外品原料規格への言及は成分の定義を示すためのもので、化粧品・医薬部外品での効能を示すものではありません。
- 本記事が参照するCIRの報告書は2010年の最終改訂版(Final Amended Safety Assessment)です。本成分の混合物そのものを名指しした評価ではなく、構成する鎖長に相当するPEG-6・PEG-32を含むPEG群の評価です。
- 原料メーカーの数値(数平均分子量・凝固点等)は各社製品の代表値で、規格値ではありません。
- 本記事に含まれる製品数の集計は DappNotes 商品マスター(2026年9月時点・スキンケア54製品/ヘアケア78製品)に基づく自社集計であり、市場全体の分布を示すものではありません。
- 本記事は成分の一般的な解説であり、化粧品・医薬部外品の効能効果は配合製品の承認・表示の範囲に従います。
- 本記事はAIによる下書きを編集部がレビュー・再構成して作成しています。
- 編集部レビュー済み・AI下書き活用